YモバイルのiPhoneと月額料金はなぜ安い?大手キャリアとの違いとメリット・デメリットを解説

Yモバイルは10分間のかけ放題がついて、料金も1,980円から使えます。

通信速度もかなり速くて、安定しています!

とは、言っても

「安いとはよく聞くけど、本当に安いの?」

「安いけど通信速度が遅くてかなり使いづらいんじゃないの?」

「iPhoneが0円で契約できるってどういうこと?」

高い通信費を払っていて、なんとかしたいが、どこか抵抗があったり不安がありますよね。

そこで、この記事ではYモバイルのiPhoneと通信料金がなぜ安いのか理由を解説していきたいと思います。

Yモバイルってどんな会社?

Yモバイルはソフトバンクモバイル株式会社のブランドの1つです。

大容量で高価格帯のソフトバンクとは違い、低価格でサービスを提供してるのがYモバイルです。

Yモバイルは格安SIMという扱いですが、回線を借りて、サービスを提供しているわけではなく、ソフトバンクの回線をそのまま利用しています。

YモバイルのiPhoneはなぜ安いのか?

YモバイルのiPhoneが安いのは型落ち機種だから

Yモバイルが提供しているiPhoneは全て型落ち機種なので、価格が安いです。

Yモバイルで提供しているiPhone6sとiPhoneSEは元々の価格があまり高くないうえに、月額割引が発生するので、分割にすると月々0円で契約できます。(新規・MNPの方のみ)

Yモバイルで最新iPhoneを使いたい人はApple Storeで購入

YモバイルではiPhoneXRのような最新機種は提供していません。安い通信料金で最新機種を使いたい人は「Apple Store」で購入してYモバイルで使うという方法があります。

Yモバイルは通信料金が安いのはなぜ?

ソフトバンクのサブブランドだから

ソフトバンクでは大容量50GBでSNS使い放題があります。Yモバイルでは3GB~21GBまでの通信容量なので、そこまで使わない方に向けたサービスです。

ソフトバンクモバイル株式会社では、ギガを大容量を使う人向けのサービス(ソフトバンク)とあまり使わない人向けのサービス(Yモバイル)に分けて、サービスを提供しています。

取り扱い機種が安いと通信料金も安い

Yモバイル自体が安くなる理由として、端末代金の価格も影響しています。

大手キャリアで販売されているハイスペック機種は10万円前後の価格になります。月額割引で、端末代金を5万円くらいまで下げ、下げた分は、通信料金を上げて回収してます。

Yモバイルでは端末代金が高い機種を扱っていないので、大きく割引した分を回収する必要はありません。だからYモバイルの通信料金は安くなっています。

基地局の維持費がかからないから

電話やインターネットを提供する会社を運営するためには、莫大なお金がかかる基地局が必要になります。Yモバイルではソフトバンクの基地局を利用しているため、新たに用意する必要がありません。コストがあまりかかっていないので、Yモバイルでは低価格で良質なサービスを提供することができています。

iPhoneの本体価格

iPhone7はプランM/Lを選択すると購入価格が安くなります。

iPhone6sとiPhoneSEは32GBが月々0円で契約できます。

支払い総額と月額料金の括弧内はプランSを選択した時の料金です。

支払い総額は本体価格から(月額割引×24カ月)を引いた金額です。

シリーズ 通信容量 本体価格 支払い総額 月額料金
iPhone7 32GB 73,116円

33,696円

(46,656円)

1,404円

(1,944円)

128GB 86,076円

46,656円

(59,616円)

1,944円

(2,484円)

iPhone6s 32GB 32,232円 0円 0円
128GB 45,252円 12,960円 540円
iPhoneSE 32GB 44,604円 0円 0円
128GB 57,564円 12,960円 540円

 

Yモバイルの料金プランと月額料金

Yモバイルは10分間の無料通話+高速データ通信がついています。

料金プランは3種類あり、使うデータ通信量により金額が変わります。

1年間はワンキュッパ割により1,000円安くなっています。料金が上がるのは2年目からですが、それ以降料金が上がることはありません。

料金プラン 年数 月額料金
プランS(3GB) 1年目 1,980円
2年目以降 2,980円
プランM(9GB) 1年目 2,980円
2年目以降 3,980円
プランL(21GB) 1年目 4,980円
2年目以降 5,980円

Yモバイルが安い理由と月額料金について解説しました。

では、本当に安いだけでデメリットはないのでしょうか?

Yモバイルのデメリット

2年縛りがある

Yモバイルには大手キャリアと同じく2年間のしばりがあります。

契約更新月の間に解約をしないと解約料金9,500円かかります。

10月から電気通信事業法改正を受け、解約料金が無料になります。

データ繰り越しができない

余ったデータ通信容量を翌月に繰り越すことができません。

例えば、プランSの3GBで契約し、今月は2GBしか使わず、1GB余りました。その場合は翌月に1GBは持ち越しされずに消滅します。

大容量プランがない

通信速度が大手キャリア並みにあるので、動画やネット閲覧は契約した通信容量内であれば快適に使うことができます。ですが、Yモバイルは最大で21GBまでしかないので、それ以上使う場合は1GBあたり1,000円で追加課金する必要があります。

Wi-Fiがなく、かなりスマホを使う方には少し物足りないかもしれませんね。

 Yモバイルのメリット

10分間の無料通話がある

大手キャリアでは有料オプションをつけて5分かけ放題ですが、Yモバイルでは初めから10分間の無料通話がついています。通話が10分以内で終われば何回通話しても通話料金がかかることはありません。

通話無制限のかけ放題がある

Yモバイルには月額1,000円をオプションをつけることで、通話時間無制限の完全かけ放題があります。(スーパー誰とでも定額)

この通話無制限のかけ放題は、格安SIMの中ではYモバイルだけのサービスです。

格安SIMなのに通信速度が速い

格安SIMと言えば、安いけど「本当に使いもんになるの?」「かなり遅いんじゃないの」と思ってしまいますよね。

ですが、Yモバイルの通信速度はかなり早く、混みそうな時間帯でも安定して繋がります。もちろんエリアもソフトバンクと同じなので安心です。

時間 通信速度
12時 49.14Mbps
14時 49.38Mbps
16時 36.02Mbps

価格ドットコムマガジン調べ

通信速度は10Mbps出ていれば、動画やインターネットの閲覧が安定して見れると言われています。

店舗が多く、アフターフォローもしっかりしている

Yモバイルは格安SIMでありながら実店舗を持っています。その数も全国に1,000店舗以上あります。

故障など、困ったことがあったときに、直接店舗に行って話を聞けるのは、かなりありがたいですよね。自分自身でネットで調べたり、電話で対応しないといけないのは正直不便だと思います。

料金が安く、アフターフォローもしっかりしているところがYモバイルの魅力ですね。

まとめ

YモバイルのiPhoneと通信料金がなぜ安いのか解説しました。

安かろう、悪かろうというわけではなく、ちゃんとした安い理由がありました。

10分間の無料通話があり、データ通信容量も一般的に使える量はあるので、低価格で快適に使うことができます。

10月からさらに料金がさがり、解約料金もなくなるので、契約するには絶好の機会です。今の料金が高いと感じている方は、ぜひ契約してみてください。

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